覚えておきたいよく使う条件分岐まとめ(論理演算子編)【WordPress】
こんにちは。PIPELINE WEB制作チームのはるるるrです。
ワードプレス(WordPress)は、幅広くウェブサイトの構築に使用されており、世界的に見ても非常にポピュラーなコンテンツ管理システム(CMS)です。
以前にサイト構築やテーマ開発に必須な条件分岐について記事を書きました。
今回はその条件分岐をさらに細かく条件設定したいというシチュエーションで便利な「論理演算子」について解説していきます。
Contents
論理演算子の概要
論理演算子は、複数の条件を組み合わせて指定する際に使用されます。
中でもワードプレスでよく使用される論理演算子として、下記3つが挙げられます。
- AND (&&): (AもBも)両方の条件が真の場合に真を返します
- OR (||): (AもしくはB)どちらか一方の条件が真の場合に真を返します
- NOT (!): 条件の真偽を反転(A以外で)させます
これだけ見ても使い方はわからないよって思いますよね。
それではこれらの論理演算子が具体的にどういう風に記述するかを例を用いて解説していきますね。
論理演算子の使用例
AND演算子の使用例
if ( is_front_page() && is_user_logged_in() ) {
// ログイン済みのユーザーがトップページにアクセスしている場合の処理
}
この例では、is_front_page()関数がホームページのフロントページ(トップページ)であるかを、is_user_logged_in()関数がユーザーがログインしているかを判定しています。
両方の条件が真の場合に、記入した処理が実行されます。
OR演算子の使用例
if ( is_category('news') || is_category('event') ) {
// "news"カテゴリまたは"event"カテゴリのページの処理
}
この例では、is_category()関数を使って現在のページが"news"カテゴリか"event"カテゴリのいずれかであるかを判定しています。
どちらかの条件が真の場合に、記入した処理が実行されます。
NOT演算子の使用例
if ( !is_search() ) {
// 検索結果以外のページの処理
}
この例では、is_search()関数が検索結果ページであるかを判定し、それを!演算子で反転させています。
つまり、検索結果ページでない場合に、記入した処理が実行されます。
まとめ
ワードプレスで条件分岐を行う際に、論理演算子を上手に取り入れることで、特定の条件に基づいて柔軟なコードの実行が可能です。
AND、OR、NOTの各論理演算子を使って、ウェブサイトの制御フローを効果的に構築しましょう。
条件分岐の正確な文法や関数の詳細については、ワードプレス公式のサポートフォーラムを参照することをおすすめします。