覚えておきたいよく使う条件分岐まとめ【WordPress】
こんにちは。PIPELINE WEB制作チームのはるるるrです。
ワードプレスでサイト構築やテーマ開発を行う際には、条件分岐を利用することで特定の条件に応じた処理を実行することができます。
例えば、特定のカテゴリーや投稿記事・固定ページなどの場合に、サイトの基本デザインとは異なるデザインを適用するといったことが可能です。
今回は、ワードプレスの条件分岐の書き方について解説していきますね。
Contents
if文を利用した条件分岐
ワードプレスの条件分岐では、if文を利用します。
if文は、指定した条件が「真」である場合に、その条件に対応する処理を実行します。
if文の書き方は以下の通りです。
if (条件式) {
// 条件式が真の場合に実行する処理
}
例えば、特定のカテゴリーに属する記事の場合、以下のようにif文を利用して処理を分岐することができます。
if (in_category('news')) {
// カテゴリーのslagが「news」に属する記事の場合に実行する処理を記入します
} else {
// カテゴリーのslagが「news」に属さない記事の場合に実行する処理を記入します
}
条件分岐に使用する関数
次に、WordPressの条件分岐に使用する関数について説明します。
以下の4つの関数がよく使用されます。
- is_home():トップページであるかどうかを判定する関数
- is_front_page():サイトのフロントページ(トップページ)であるかどうかを判定する関数
- is_single():単一の投稿ページであるかどうかを判定する関数
- is_page():固定ページであるかどうかを判定する関数
- is_category():特定のカテゴリーページであるかどうかを判定する関数
これらの関数を使用することで、ページの種類によって異なる処理を行うことができます。
実例
例えば、トップページとその他のページで表示する内容を切り替えたい場合、以下のようなコードを書くことで実現できます。
<?php if ( is_front_page() || is_home() ) : ?>
// トップページの場合に実行する処理を記入します
<?php endif; ?>
また、投稿ページや固定ページである場合に表示する内容を切り替えたい場合は以下のコードで実現できます。
<?php if ( is_single() ) : ?>
// 投稿ページの場合に実行する処理を記入します
<?php elseif ( is_page() ) : ?>
// 固定ページの場合に実行する処理を記入します
<?php else : ?>
// 上記条件に当てはまらない場合に実行する処理を記入します
<?php endif; ?>
以上がWordPressの条件分岐についての説明です。
他にも検索ページの場合、404ページの場合などいろいろな条件分岐があるので、紹介していきたいなと思います。
是非、みなさんも実際にコードを書きながら試してみてくださいね。