スイッチャーは資料が荒くなる!?

こんにちは!プロデューサーのりっき~です。

ATEMなんかのスイッチャーを使ってZoomでハイブリッド配信しているとき
こんなこと言われたことありませんか?

「パワーポイントが荒くて文字が読めない」

私はあります。はい。

これもちろん受け手の回線も影響しているのですが
実はZoomなんかだとちょっとしたコツでカバー出来ちゃうんです。

パワーポイントが荒くなる理由

パワーポイントやPDF等が荒くなる理由なんですが、
一番の理由は

AtemなどのスイッチャーがWEBカメラとして認識されているから

なんですね。
通常のZoom会議などでパワーポイントなどを見せる時は
共有
をしますよね。

でも、スイッチャーはWEBカメラとして認識されているので
画質が落ちちゃうんです。

カメラの映像は、多少落ちてもそこまで細かいところまで映像を見ない?ですし
多少荒くても、普段からZoomを使っている人は、
まぁこんなもんだろうという認識で見てくれますし、
どちらかというと、綺麗な映像よりもクリアに音声が聞こえているか?
の方が優先されます。

しかし、パワーポイント等の資料、特に公務員の方や大学の先生の資料は
結構文字サイズを小さくして、情報を1枚のスライドに詰め込んだりしています。

その情報が読めないというのは、ストレス以外の何物でもなく
やはりクレームまで行かなくても、どうにかならないの?
という状態になります。

そこで皆さんに考えていただきたいのが
普段のZoom会議で共有の情報がガビガビで文字が読めない
って経験したことありますか?

多分ないと思うんです。

そうなんです。この「共有」が大きなヒントになります。

共有が荒れる理由をクリアする秘訣!

この共有なんですが

スイッチャー使ってるのに共有って、どうなん?
え、講師に情報を共有してもらうの?

となるのですが、共有にも様々な機能があります。
あんまり触ったことないと思いますが、
共有を押したときの一番上に「詳細」ってあります。
まずはそこをクリックです。

そこに出てくる「第2カメラ」これをクリックします。

そして最後に共有ボタンをクリックすると、
カメラの映像を共有できるようになります。
どういう事かというと、

スイッチャーの画像を共有できる

ということです。
今まではカメラの映像として出ていたものが
共有データとしてスイッチャーの映像がでる
という事なので、クリアに資料を見せることが出来ます。

数字で言いうと
Zoomの映像はデフォルトでは360p(640×360)
なのですが、
共有は標準HD720p(1280×720)のサイズになります。
つまり、倍のサイズで配信ができますので
これだけでも画像が綺麗になります。

ビジネスアカウントをおもちなら
フルHD1080p(1920×1080)まで挙げられます。

もうテレビと同じ品質ですね。

ただし、デメリットもあります。

第2共有のデメリット

解像度が上がるということは、
回線の使用率が上がります。
そして、パソコンの負荷も上がりますので
資料は大丈夫だとしても、今度はカメラ映像が問題になります。

何が問題かというと

  • 画面がカクつく
  • 音声と画面の口が合わない

といった問題が発生します。

それを回避するために
ここのビデオ共有に向けて最適化する
にチェックは必須です。

ここを押すことで
今度は受け手側の回線速度によって画質が変わる
といったことになります。

ですので、ビジネス対象のウェビナー等であれば
会社で見ることが多いと思いますので
あまり気にすることはないかと思いますが
4G等の回線で、スマートフォンで見る
といったことが想定される場合は要注意です。
ここは最初のヒアリングで確認しておきましょう。


弊社では必ず下見やヒアリングをしっかりと行わせていただき
失敗するリスクを可能な限り下げることをしております。
お気軽にお問い合わせいただければと思います。

ではまた

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