プライベートブランドのデザインについて考えてみたよ⸜( ´ ꒳ ` )⸝~セブンプレミアム編~

プ(「プ」は半角カナ)

どうも、
最近愛用していたiPadが壊れた、
「プ(「プ」は半角カナ)」です。
((「プ」は半角カナ)の部分は発音しなくて構いません)
(ちなみにiPadは買い直しました(中古で35000円、液晶下部に白い斑あり))

突然ですが皆さんはセブンイレブンに行ったことはありますか?
私はあります。なんなら家の目の前にあります。

ところでセブンイレブンには、「セブンプレミアム」という自社ブランドがあります。
あのプライベートブランドの代表格ともいえるトップバリュと引けを取らないほどの知名度を誇るセブンプレミアム。
普段はローソンやファミリーマートを利用しているよっていう方も絶対に一度は聞いたことがあると思います。

今回はそんなセブンプレミアムのパッケージデザインに注目してみたいと思います。

「統一性」の重要さ

セブンプレミアムのデザインの特徴として一番にあげられるのが、「デザインの統一性」です。
惣菜・飲料をはじめとした食品から、生活用品、ヘルスケア商品、文房具にいたるまで、基本的なレイアウトは統一されています。

セブンプレミアムにおけるデザインの基本的なレイアウトは以下の通りになっています。

  • 背景は白地、食品においては商品画像または原料のイメージ画像を全面に配置
  • 黒ゴシック文字で書かれた商品・キャッチコピーが中央ぞろえで配置されており、その上にセブンプレミアムのロゴが入る

(一部カテゴリにおいてはこれらの特徴に当てはまらないものもあります。)

それではなぜ、「統一性」が重視されているのでしょうか?

結論からいいますと、「自社で企画・製造を行っている商品であることが一目でわかるようにする」というのが一番の理由です。

セブンプレミアムの最初のデザインの刷新は、2010年に自社のブランディングの一環として、佐藤可士和さんという人物によって行われました(下の名前は「かしわ」って読むそうです。おいしそうですね)。

それ以前のセブンイレブンの自社商品はパッケージデザインや容器もバラバラでした。
これでは自社製品ならではのこだわりが顧客に伝わらない!と考えた佐藤さんは商品ごとに基本となるデザインのルールを定め、自社製品の「プライベートブランド」としての存在感をより強めるため、セブンプレミアムのロゴをすべての商品パッケージに掲載しました。

こうして生まれた新しい「セブンプレミアム」は、プライベートブランドの代表格として知られるまでに至ったのです。

シンプルなデザイン、その裏にある試行錯誤

セブンプレミアムのデザインって、基本的にはめちゃくちゃシンプルです。
デザイナーの佐藤さん自身も、セブンプレミアムのデザインを「ミニマルなデザイン」「シンプルなパッケージデザイン」と称しています。

このシンプルなデザインには、コスト面での都合上、どうしても製品パッケージを広告化し、宣伝を行わなくてはならないメーカー製品との差別化を行いたいという佐藤さんの意図がありました。
そんなセブンプレミアムのデザインですが、裏では、商品のリニューアルやデザインのトレンドに合わせて、常に試行錯誤が繰り返されているそうです。
(新旧デザインの比較がしたかったんですが公式の画像が見つかりませんでした。検索したら出てくるのでぜひ気になる方は見てください)

 

ちなみに現行のデザインは商品(主に食品)の「シズル感」を重視しているそう。
前述の「食品のパッケージ背景は商品画像もしくは原料のイメージ画像を前面に配置している」という特徴に関しては、このような意図があったんですね。

シズってる

 

この記事に掲載した画像以外にも、セブンの商品画像は「シズってる」ものばかりなので、ぜひ以下のサイトをのぞいてみてください。
(空腹の方は見ないでください)

セブンイレブン公式サイト

まとめ

いかがでしたでしょうか?


パッケージデザインって奥が深いですね。

参考サイト

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