【心が疲弊する前に】心を惑わす「ガスライティング」って何?―気づかないうちに受けている被害!
どうも、プロインタビュアーのにゅきおです。
神戸の北野町でプロインタビュアーをさせていただいております。
豚汁に入っているさつまいもが年々好きになってきました。
収録していない人も含めると約1389人以上の方にインタビューの実績があります。
今回は「ガスライティング」についてご紹介します。
「ガスライティング」って言葉を聞いたことがありますか?
「それってどういう意味?」
実はこれ、心理的操作や精神的虐待の一つなんです。日常の中で誰もが経験する可能性があるものなので、知っておいて損はありません。今回は、ガスライティングがどういうものなのか、わかりやすい例を交えながら解説していきます!
Contents
ガスライティングとは?
ガスライティングとは、相手に「自分は間違っているんじゃないか?」と思わせて、自信や判断力を奪う行為のことです。例えば、友人やパートナー、職場の同僚など、身近な人が相手でも起こる可能性があります。
名前の由来は、1938年の舞台劇『ガス燈(Gas Light)』。物語の中で、夫が妻に嘘をつき続け、「あなたの気のせいだ」と言い張り、妻を自分の記憶や正気に疑いを持たせる――そんなシーンから来ています。
ガスライティングは、気づいていないだけで意外と身近なところで起こります。次のようなケースを紹介します。
①友人やパートナーとの会話の中で
あなたが友人に「前に言ってたことと違うよね?」と指摘したら、
「何言ってるの?そんなこと言ってないよ。記憶違いじゃない?」
と言われた経験、ありませんか?
これが繰り返されると、「私が間違っているのかな?」と自分に自信がなくなってしまうんです。
②職場でのやり取りで
上司に指示された通りに仕事をしたのに、
「そんな指示してないよ。君の理解力が低いんじゃないの?」
なんて言われたら、やる気がなくなるし、ミスをしたのは自分のせいだと思い込んでしまいます。
③家庭内でも起こりうる
親が子供に「お前は何をやってもダメだ」と繰り返し言うことで、子供が自信をなくし、何事にも消極的になってしまう。これもガスライティングの一つです。
ガスライティングの特徴的な手法
ガスライティングには、いくつかの典型的な手法があります。
・事実の否定:何があっても「そんなことなかった」と言い張る。
・記憶のすり替え:「あなたの記憶違いだよ」と記憶を操作する。
・矛盾する言動:最初は「大丈夫」と言っていたのに、後で「そんなこと言ってない」と言う。
・周囲の評価を下げる:「他の人も君のことを信用していないよ」と孤立させる。
ガスライティングに気づいたら?
ガスライティングを受けているかもと思ったときの対処法をピックアップして紹介します。
・証拠を記録する
日付や内容をメモしたり、メールやチャットを保存しておくと、後で「そんなこと言ってない」と言われても安心です。
・信頼できる人に相談する
一人で抱え込まず、友人やカウンセラーなど第三者に話しましょう。客観的な意見が自信回復の助けになります。
・自分の感覚を信じる
「おかしいな」と感じたら、その直感を大切に。自分の感じ方を否定しないことが大事です。
まとめ
ガスライティングは、自分の自信や正しさを揺るがせてしまう怖い行為です。でも、「自分の感覚を大切にすること」や「周囲のサポートを得ること」で、心の健康を守ることができます。
もし周りにガスライティングをしてくる人がいたら、「これは自分の問題じゃない」と思って、一歩引く勇気も必要です。自分の心を守り、安心して過ごせる環境を大切にしましょう!
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