ニュートロデザインの特徴やWEBデザインを集めてみた
Y2Kファッション、昔ながらの喫茶店、カセットテープなどの昭和レトロ、デジカメなどの平成レトロなどで魅力的で独特な雰囲気をもつレトロデザイン。
レトロモダンと表現されたりもしますが、近年ではニュートロ(ニューレトロ)という造語ができているみたいです。
そんなレトロなデザインのWEBサイトについてまとめてみました。
ニュートロ(ニューレトロ)とは?
「ニュートロ(Newtro)」とは、『現在or未来(New)』と『過去(Retro)』を融合させた「新しい過去」を意味する韓国で生まれた新造語で、2018年の半ば頃から使われ始め韓国内では、様々なカルチャーに大きな影響を与えています。
ニュートロの特徴として、
- シルクスクリーンのような風合い
- 版ずれによるインクの重なりや印刷の色のムラにより紙の質感の表現
- ずっしりと重みのあるフォントが多く使用される傾向
- 配色はディープトーンやストロングトーンの傾向
など、レトロの印象が感じられるデザインがあげられます。
ニュートロデザインのWEBサイト
80s Fever
https://www.vogue.es/micros/tendencias-moda-anos-80/
ファッション誌『VOGUE JAPAN』の80s年代をフューチャーした特設サイト。
トップのイメージだけでも年代を感じる写真ですが、今風にアレンジされています。世界の最新ファッションをはじめ、ファッションモデルやジュエリーなど、様々なニュースやトレンドを扱うだけにファッションだけでなく、フォントや原色よりの色合いなど80年代のデザインを全体的に取り入れたデザインとなっています。横スクロールになっているところもおもしろいサイトです。
Chatwork Product Day 2022
https://lp.chatwork.com/product-day/2022/
オンラインコミュニケーションツールのChatworkの2022年のイベント特設サイト「Chatwork Product Day」です。レゴブロックのオブジェクトを太い線でデザインされたポップな印象のデザインになっています。
Chatwork Product Day 2023
https://lp.chatwork.com/product-day/2023/
オンラインコミュニケーションツールのChatworkの2023年のイベント特設サイト「Chatwork Product Day」です。この年ではトレンドのスマホ特化デザインを取り入れたデザインになっています。配色もビビッドでレトロな色合いに変化があります。
オオサカマニア
大阪の地下鉄Osaka Metroが運営している大阪のお出かけ情報サイトです。 フチの線が太めポップな印象で、色合いが原色強めですが、きれいにまとまっているデザインです。フォントもオリジナルデザインなのか、めっちゃレトロです。
Cabi
日本の調味料の商品を紹介している海外のサイト「Cabi」です。少し黄色の入った金赤に近い朱色が印象的なデザインになっています。写真の色味がエモいです。
ドラマチックカリー ゴールデン中崎
大阪の中崎町にあるカレー屋さん「ドラマチックカリー ゴールデン中崎」のサイトです。お店のレトロな雰囲気に合わせてWEBサイトも統一されたデザインとなっています。飲食店ということで、スマホユーザーを意識して、スマホ特化のデザインとなっています。
日本将棋連盟100周年記念サイト
日本将棋連盟の100周年記念サイトです。昭和のレトロ感のある色味で統一されていて、配色が参考になるデザインです。
Martin Gauer I do stuff
エンジニアのMartin Gauerさんのポートフォリオサイト?ニューレトロというか、もはやレトロなんですが、ページの技術が紹介せずには入れなかったので、このラインナップに入れました。ソースコードのコメントアウトにも注目です!!
技術で振り返るカヤック20年
https://timemachine.kayac.com/
面白法人カヤックの特設サイト「技術で振り返るカヤック20年」です。WEBの創成期からその当時のデザインを踏襲して紹介されています。ページ内に流れる映像もカオスで横尾忠則感のある映像がたまらないです。
まとめ
ニュートロなモダンレトロなWEBサイトをまとめてみました。
特設サイトなど、開催期間が期間が決まっているサイトならトレンドを取り入れやすいため、近年のWEBサイトではその特長に活かしたサイトが多くなっています。 飲食店との相性がいいので、今後のWEBデザインにも取り入れていくサイトが増えそうです。