サーチコンソールでURL削除する時の方法【Google Search Console】
サイトを運営するにあたり、Googleのサーチコンソールは欠かせないツールです。
その機能の一つに「URL削除」機能があります。
これは検索結果から特定のページを一時的または永久的に除外する際に非常に役立ちます。
本記事では、Googleサーチコンソールを使ってURLを削除する方法について解説していきます。
Contents
1. URL削除の目的を確認
URL削除は便利な機能ですが、使い方を誤るとSEOに悪影響を与える可能性があります。
以下のようなケースで利用するのが適切です:
- 検索結果に表示させたくない古いコンテンツやミスコンテンツがある場合
- 個人情報や機密情報が含まれているページが公開されている場合
- 既に削除されたページがインデックスされている場合
削除リクエストを送信する前に、そのページの内容と必要性を慎重に確認しましょう。
2. サーチコンソールにログイン
まず、Googleサーチコンソールにログインします。
管理しているウェブサイトを選択します。
ウェブサイトが登録されていない場合は、所有権を確認して登録してください。
3. URL削除ツールにアクセス
サーチコンソールの左側メニューから「インデックス」セクションを選択。
「削除」をクリックします。
「新しいリクエスト」ボタンをクリックして、削除したいURLを入力します。
4. 削除リクエストを送信
リクエスト画面では、次の2つのオプションがあります。
一時的にURLを非表示にする:
URLを検索結果から約6か月間削除します。
キャッシュされたページも削除されます。
古いキャッシュをクリアする:
ページは検索結果に残りますが、キャッシュ情報が削除されます。
適切なオプションを選択し、「次へ」をクリックしてリクエストを送信します。
5. 削除リクエストのステータスを確認
リクエスト後、サーチコンソールの「削除」セクションでステータスを確認できます。
処理中: リクエストが審査中であることを示します。
完了: リクエストが承認され、URLが削除されたことを示します。
処理には通常数日かかりますが、場合によってはそれ以上かかることもあります。
6. 完全に削除する場合の注意点
サーチコンソールの「URL削除」機能は一時的な非表示に過ぎません。
完全に削除したい場合は以下の手順を実施してください。
サーバー上の該当ページを削除:
サーバー上からファイルを削除し、該当URLへのアクセスが404エラーを返すようにします。
noindexタグを設定:
該当ページに<meta name="robots" content="noindex">を追加します。
XMLサイトマップを更新:
サイトマップから該当URLを削除し、再送信します。
リンクを確認:
内部リンクや外部リンクで該当URLが参照されていないか確認してください。
まとめ
Googleサーチコンソールを活用したURL削除は、ウェブサイトの管理において重要な作業です。
ただし、削除する理由と目的を明確にし、適切な手順を踏むことが大切です。
次回は自分が陥ったURL削除をキャンセルしたいのにエラーが出てしまってできない!という時の対処法について解説します。